子供とのお出かけに「釣り」をおすすめ
「昨今の「コロナ禍」で感染リスクの低い屋外で気軽にできる釣りの人口が増えている」と言われています。
確かにほとんどの釣り場は無料ですし、手軽にできるのが魅力なのでしょう。
実感として、女性だけという方はあまり見ませんが、カップル、ファミリーという形で女性・子供を多く見かけます。
このサイトは初心者・ファミリー向けに作成していますのでお出かけの参考にしていただければ幸いです。
釣りと子供の教育
私には二人の子どもがいて、この4月に二人目も無事に大学へ行き、成人年齢の問題はあるとしても、親としては子供への基本的な教育は一定完了したと考えています。まず、サラリーマンである自分の仕事で私自身が感じた「教育」(というと偉そうでもうしわけありませんが)の意味、「釣り」が子供の教育に与えるメリットについて、纏めました。
企業内研修と子供の教育と釣り
まず、私は会社で研修の講師をすることが少なからずあります。
研修内容にはPCでアプリを作成するというような研修内容をそのまま実践に活かせるものと白地顧客開拓、得意先への営業のノウハウ、担当代理店の指導方法というような受講者が自分の実際の顧客、得意先、代理店を想像し、研修のこの部分は顧客Aに使えるなとか、今度得意先Bにこの話をしてみようといった想像力が必要なものがあります。
前者はコロナ禍の副産物で、オンライン研修での双方向機能の活用によって講師側から研修受講者の理解度を確認する、また、研修直後に受講者による研修の評価、質問を終え、その場で完結するなど様々な試行錯誤を重ね、大分進歩したと思います。
一方後者の、「営業ノウハウ研修など」はビジュアル機能等の進歩はあっても、研修でできる事は、基本的には「気付き」を与えることだけでしょう。
私は子供の教育も同じように「気付き」や「気付くチャンス」をできるだけ多く与えることが一番大切なのではないかと思っています。
なぜなら親が関わることができるのは、基本的な考えを教えることまででであって、これから子どもが経験していく様々な選択や判断する具体的な場面においては子供本人が一人で判断することがほとんどだからです。
さらに、その基本的な考えもいくつかの具体事例で示す、気付かせるのが効果的だと考えるからです。
その点、釣りは以下の4つの「気付き」を与えるよい機会だと思っています。
・他の命をいただいていることを実感する
・自然の美しさ・厳しさを学ぶ
・社会ルール・常識を学ぶ
・他の大人と接する方法を学ぶ
他の命をいただいていることを実感する
地上の生き物(狩猟)はハードルが高いので、他の命をいただいていることを実感できる数少ない機会ではないでしょうか?
極論すれば、自分で釣った魚をたべることは自分で釣って「殺した生き物」を「自分が生きるために食べる」ということを少しでも理解してもらえれば良いと思います。
これは、稚魚、食べない魚をリリースするところを見せてあげれば子供は気付いてくれます。
自然の美しさ・厳しさを学ぶ
私が紹介している釣り場に限らず、朝日、夕日と海だけで自然の美しさは十分感じます。
また、何度か海釣りをするなかで急に天候が変わることがあると思います。千葉だけではないでしょうけど、風向きが変わるだけで海の状況が変わり、ルアーが飛ばなくなったり、魚が釣れなくなったり、時には波しぶきをかぶることもあります。
このような変化があったら、迷わず撤収する姿を子供に見せてください。
社会のルール・常識を学ぶ
このあたりは、釣りに来られるファミリーの方を見ているとほぼ満点ですね。
ほとんどの親御さんが自分の子どもをよく見ていて「オマツリ」やゴミ捨てについて注視されています。逆に子供も親の行動をよく見ています。
時折、釣り場の溝のようなところに使用済みの仕掛けが挟まっていることがあり、こんな捨て方するのは大人の発想では?と思います。
他の大人と直接、接する
これは釣りに限らず、キャンプ、BBQなどでも言えることだと思います。自分が友人と接する姿を見せること、また、友人であれば自分の子どもに話しかけてくれるでしょう。
実際に子供が自分以外の大人と時間を共有する姿は微笑ましいものです。
私は会社の同期で「親友」と呼べる者と10年くらい毎年キャンプをしていました。
その友人と接する中で、親以外の大人との話し方、コミュニケーションの取り方を学んだことは事実でしょう。
昭和の時代どこにでもいた、いつも公園にいる社会ルールに厳しいおいじさん、自分の子どもと同じように叱ってくれたおばさんはもういませんので、なにか仕掛けが必要なことは事実でしょう。
最後はやっぱり・・・
自分の子供に聞いたわけではないのですが、私自身、小学生のころに親父の田舎で下釣りの記憶が残っており、親との良い思い出になります。
釣りはやっぱり・・・お金がかかる
女性・ファミリーが釣り場に増えたのは事実と思います。かつて1990年代、「おやじ」の聖域「競馬等のギャンブル」や女性が入りづらいとされていた汚いけど美味い居酒屋などに「おやじギャル」と呼ばれた普通の20歳台の女性が進出したことを思い出します。
ただ、実際に感覚としては釣りはお金がかかります。まあ、「はまれば(釣りに魅力を感じれば・・・ですが)
・ついつい目移りする
特にサビキをやって「面白い」と思い、ふととなりをみると、キス釣りをやっている人がいる、なかにはイカやタコをつっている人がいる、自分も真似してやってみる、ネットを見ていると「乗合船」が結構載っている・・・等、誘惑(?)が多く良い意味で千葉は釣り環境に恵まれています
・最初はロストが多く、道具も・・・
特に初心者のうちはロストも多いですし、手入れをきちんとしないとせっかく買った釣り竿、リールも消耗が早くなります。
また、釣りに限らずでしょうが、リール、竿、ライン、仕掛け等、良いものは大体高い、けど良いもの、良い餌、良い道具のほうがつれる確率が高いんですよね。
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